2017年8月 6日 (日)

スズムシバナ

Dsc_00181スズムシバナの白花が

咲きはじめた。

普通は紫色なのだが

これはその白花である。

我が家には普通の紫花もあるが

そちらはまだ咲く気配がない。

毎年、白花の方が

先に咲きだしてくる。

数日前から咲きだしたのだが

この花も

1日花である。

朝咲いた花は

夕方になると茶色く萎れる。

この白花は随分昔に、高知の知り合いから貰ったものである。

白花は、花が咲かなくても葉の色や茎の色を見るとわかる。

全体に赤みがなく、青軸なのである。

葉の緑も紫花の株と比べると、全体が黄緑色になる傾向がある。

Dsc_00271まだ咲きはじめたばかりなので

花の数は少ない。

今朝は2輪が咲いていた。

明日咲く花が

すでに白い蕾となってふくらんでいる。

右の葉の上部に

そのつぼみが見えている。

スズムシバナは

これから1ヶ月近くも

咲き続ける。

栄養繁殖によって

株はかなり増えるが

春先に新しい腐葉土で植え替えないと

株も貧弱になり、花つきも悪くなる。

今年の春先は忙しくて、植え替えをする時間がなかったので

大きな鉢も、画像の小さな鉢でも植え替えができなかった。

だから成績も今ひとつ良くないが、それでも毎日、毎日、次々に咲いてくる。

種子をしみじみと見たことはないのだが、あちこちの鉢から

あきらかに種子由来と思える株が伸びて来て、思わぬ場所で咲くこともある。

来春こそは植え替えを実行しよう。







撮影は2017年8月6日 我が家のベランダで咲いたスズムシバナの白花




2017年8月 4日 (金)

オオキツネノカミソリ

Dsc_00111季節が巡れば

こちらが忘れていても

花たちは間違いなく咲きだす。

ムジナノカミソリと呼ばれる花と

オオキツネノカミソリとの違いが知りたくて

各地のものを調べ

栽培もしてみて

その違いを究明したかったのだが

最終的な手段の

DNAの解析によっても

その違いを証明することはできなかった。

画像のキツネノカミソリは

高知県の牧野富太郎の生家がある地域の

オオキツネノカミソリである。

今頃の季節になると、間違いなく咲きだす。

花被片より雄蕊や雌蕊は明らかに長く(オシベやメシベが花びらより長く飛び出すということ)

典型的なオオキツネノカミソリの特徴を備えている。

Dsc_00121一方、こちらは

長崎県対馬産のオオキツネノカミソリ

ムジナノカミソリと呼ばれているもの。

自生地の対馬でも

8月になると咲きだすが

当地(愛知県)で栽培しても

8月になると咲きだす。

高知県産のオオキツネノカミソリは

7月中~下旬から咲きだす。

花被片の長さに対して

雄蕊や雌蕊の長さは

高知県産のものと比べると

長く飛び出すものの

パッと見てわかるほど特徴的ではない。

だがDNAを調べてみると、どちらも全く同じデータしか得られないのである。

長崎県対馬産のものは、いろんな場所で、葉の幅の広いものや

極端に葉の幅が細いものなど、数か所のものを調べたのだが

結果はいずれも同じだった。

これだと長崎県対馬産のものは、すべてオオキツネノカミソリということになる。

ただ、長崎県の長崎半島の先端、野母崎付近に自生するムジナノカミソリと

呼ばれているものは、花期が大幅に遅く、9月下旬から10月はじめになって

花を咲かせるものがある。

これも何ヵ所かのものを我が家で栽培しているが、花期は1ヶ月近くも遅く開花する。

だが、DNAの解析ではオオキツネノカミソリとの違いが出ないのである。

こうなると花期の違いやオシベやメシベの長さに違いはあるものの

現状では、いずれのものもオオキツネノカミソリということになる。

宮崎県の霧島産のものは、DNAにわずかな違いがあるものが認められ

今年は現地に、その調査に行きたいと思っているのだが

さてさて、行くことができるか、調べたいものは山ほどあり、撮影したいものも

色々と目白押しで、体がいくつか欲しいこの頃である。




最初の画像は高知県佐川町産で、この花は第二弾に咲いたもの。

2番目の画像は長崎県対馬産で、今やっと咲きだしてきたものである。

撮影は2017年8月4日 我が家の庭で


2017年7月30日 (日)

コバギボウシ

Dsc_90091この花も

ひとつひとつの花の命は

たった1日だけだが

下から上へと

次から次へと咲いてゆくので

長いこと咲いているように

勘違いされている。

コバギボウシは

比較的どこにでもある植物で

決して珍しいものではない。

画像のプランターのものは

私の実家の田んぼの土手に咲いていた。

なかなか可愛らしいので

1株だけ掘り取り、愛知まで持ってきたものだが、増えに増えて

今は少し困っている。

マンションの限られたスペースなので、同じものはプランター2鉢だけ

と決めているのだが、毎年株分けして増やしたせいか、今は画像の鉢と

玄関前と、すでに2鉢となり、ここ2年ほど株分けをしていないので

プランターの中で増えて、花も株もやや小さくなっている。

Dsc_90051春先に植え替えてやれば

株も充実し

花茎も立派なものが立つのだが

株分けした小さな株を捨てるのが忍びなく

なんとなく他の鉢に植えてしまったり

結局は増えてしまうのである。

若芽も花も食べられるので

来年株分けした時に

せっせと食べようかとも思うのだが

なかなか、いざその段階になると

ふん切れないのである。

つぼみはせっせと摘んで

たまに酢の物に混ぜたりはしているが

紫色の彩を楽しむ程度で、おかずの主役となることはない。

これだけの花が咲くので、蝶をはじめとする昆虫がよく訪れ

結実率もかなりのものがあるが、花が終わると花茎だけはせっせと切り取っている。

タネからも増えたら、それこそ大変な事になるからである。

撮影は2017年7月29日、画像は2枚共同じプランターのものである。




2017年7月27日 (木)

フウリンブッソウゲ(風鈴仏桑花)

Dsc_90081一昨年の事

近くのホームセンターの

園芸品売り場で

フウリンブッソウゲを取り寄せて欲しいと

お願いしてから数週間後に

花は咲いていなかったのだが

届きました、との連絡があった。

早速出向いて購入した。

普通に置いてあるハイビスカスより

値段は少し高めだった。

以前にここで購入した

白い花びらのフウリンブッソウゲを

何年か家で咲かせて

植え替えようかと考えていた矢先に、うまく冬が越せずに枯らしてしまったので

本当は白花のフウリンブッソウゲが欲しかったのだが

買って来た鉢からは、画像のような、極めて現代的な品種改良の極み、というような

赤い花が咲いて、その奇妙さにもビックリしたのだった。

この画像は我が家に来て3年目、きょう咲いた花である。

Dsc_88231私が欲しかったのは

沖縄ならどこにでも植栽されている

このようなフウリンブッソウゲの

白花が欲しかったのである。

左の画像の赤花も

花びらの縁にギザギザが入るので

園芸的に品種改良されているようだ。

オーソドックスな赤ももちろん素敵だ。

これは昨年、西表の友人から枝を貰ってきて

私が家で挿し木したものである。

あれよあれよという間に

どんどんと生長して

数日前から花を咲かせはじめた。

ハイビスカスは何とも強い植物で、挿し木で簡単に増えるのである。

沖縄などでは、畑の境界線などにびっしりと群植している所も普通にある。

温暖な地では、簡単に活着する。

Dsc_88221たった2本挿しただけなのだが

すでに根元から枝分かれして

暑い日をものともせず

まぁ、次から次へと

良く咲いてくれる。

この挿し木で高さは1メートルほどである。

ハイビスカスだけでも

我が家には色々あるが

すべてが大好き

というわけでもない。

花は好きなんだけど

葉がどうも

というハイビスカスもある。

好きなフウリンブッソウゲの赤花なのだが

葉が白い斑入りなのである。

物珍しさもあって斑入りの植物だけを集める人もいるが

私はあくまで、普通のものが好きなのである。

いわば原種の持っている素朴さ、みたいなのが好みなのである。

Dsc_20861この斑入りのフウリンブッソウゲは

売り場に置かれていた時は

葉の白い斑は

さして目立つほどではなかった。

フウリンブッソウゲという名前だけに魅かれて

購入したのだが

我が家に来てから大きく成長して

今年などは葉の白斑が際立っている。

斑入りは突然変異だから

先祖返りして

白い斑はだんだんと緑色に変わるだろうと

勝手に想像していたのだが

年数を経るにしたがって

白い斑入りは増々冴えてきたのである。

おまけにこの木は横に這うように広がる性質があるので

なんとも枝振りが悪く場所を取り、悩みの種なのだが、いじめるわけにもいかず

きょうも元気に育っている。







撮影は2017年7月27日。花の画像はいずれもここ数日での撮影。普通のハイビスカスも咲いていて我が家の庭は真夏である。








2017年7月22日 (土)

ユーコミス

Dsc_88271学名はユーコミスだが

通称のパイナップル・リリーという

呼び名の方が通りが良いかも。

確かに先端は

パイナップルに感じが似ている。

種子が宝石のように美しい。

その種子の色に魅かれて

今から40年ほど前に種まきをした。

愛知に転居する前は

神奈川県の逗子市に住んで

庭の広い一軒家を借りていた。

そこで沢山増やし

近所の欲しいという人には

花の咲く株を差し上げたこともある。

当時はまだ、種苗会社のカタログにも載らない珍しい花だったのだが

最近は公園の花壇などでも見るようになってきた。

種類もいくつかあるようである。






2017年7月22日撮影 我が家の鉢植えが咲きだしてきた。

2017年7月17日 (月)

マネキグサ

Dsc_85481花の形が招き猫の手のように見えるところからの名前なのだが

どうでしょう

そんな感じに見えますか?

地味な小さな草ですが

絶滅危惧植物なのですよ。

どこにでもあるという花ではないのですが

意外と身近な場所で見られたりもします。

愛知県に転居してから

もう20年以上が経ちますが

越してきた当初の頃

こちらに住んでいる花友達から

2ヶ所の自生地を教えてもらいました。

そのどちらの場所も、今も健在です。

大きな美しい花と違って、咲いていても気がつく人がいないほど、小さな地味な

花を咲かせます。

教えてもらった1ヶ所は毎年草刈りされてしまいます。

我が家の鉢植えは、その草刈りされたものを拾ってきて、鹿沼土に挿して発根させたもの。

毎年見事に咲いていますよ。

Dsc_85421





















撮影は2017年7月16日 我が家のベランダで。

2017年7月16日 (日)

キキョウ

Dsc_85521秋の七草のひとつ

キキョウである。

今我が家では

キキョウの白花が花盛りである。

標準的な紫色のものも咲いているが

こちらはいちばんの盛りは過ぎて

今は残り花

だが、茎を切り戻せば

最盛期はまたやって来る。

切り戻しの花が咲く頃が

ちょうど秋の時期と重なる。

かつては里山で普通に見られたキキョウも

最近では見ることが稀で

今では絶滅危惧植物となった。

例年信州の高原でキキョウのお花畑を堪能しているが

さて、今年も会いに行けるだろうか。




撮影は2017年7月15日 我が家の鉢植えのキキョウ、白花と紫花とは別の鉢に植えてある。

2017年7月14日 (金)

カワラナデシコ

Dsc_85281秋の七草のひとつ

ナデシコである。

花は周年にわたって開花する性質がある。

いわゆる切り戻しをすると

当地では12月でも花が見られる。

だが、花の最盛期は7月~8月である。

新暦では立秋は8月8日頃なので

ナデシコは秋の七草のひとつとして

決して違和感はないはずなのだが

今の時代に生きている我々からすると

8月=秋ではなく

8月=夏なので

秋の七草のひとつとしては

どうしても違和感が残る。

同様にキキョウなども夏の花のイメージが強いので

秋の七草としては、違和感を感じるのである。

カワラナデシコは今でも比較的身近で見られる花である。

我が家のカワラナデシコは、隣町の川の土手にあったものを摘んできて

挿し芽をしたものである。

カワラナデシコは葉のある部分を挿しておけば

いとも簡単に発根する。




撮影は2017年7月12日 我が家でプランターで栽培している花のごく一部分である。

2017年7月13日 (木)

ユウスゲの最盛期

Dsc_85371毎日、毎日、ユウスゲの花が咲く

1日十数輪の花が

次から次へと

咲き続く。

我が家のユウスゲは

どうやら今が最盛期のようである。

夕方になると

きょうは何輪咲くかが

気にかかる。

淡い香りだが

匂いは小さな虫たちへの

シグナルでもある。


撮影は2017年7月13日の夕刻。我が家の庭で

2017年7月10日 (月)

ハマボウ Hibiscus hamabo

Dsc_84561アオイ科フヨウ属

学名のヒビスクス(ハイビスカス)からもわかるように

花は朝咲いて

夕方には散ってしまう1日花である。

海岸の潮をかぶるような泥湿地に生える。

神奈川県の三浦半島を北限に

南は九州の奄美大島まで分布する。

画像の木は

種子を蒔いて育てた

我が家の鉢植えである。

3日ほど前から咲きはじめた。

ハマボウは夏の花

海岸に生える樹木である。

最近は街路樹として利用している海辺の街もある。

河口にも生え、時に海からかなり離れた場所でも見ることがある。

Dsc_84551我が家の木は

まだまだ小さいのだが

今年はいきなり3輪の開花ではじまった。

一昨日は1輪だけ

きょうは咲いている花は1輪もない。

まだ小さなつぼみがいくつもついているので

これからしばらくは楽しめそうである。

昨年は夕方になって

散った花を見て気がついたが

今頃の季節は

家を留守にすることが多いので

タイミングが悪いと

1輪も花を見ないで終わってしまうこともある。

落葉低木なので、冬には落葉するが

秋に見事なまでに紅葉することがある。花は見逃すことが多いのだが

紅葉は毎年のように見ている。






撮影は2017年7月8日午前中に撮影。我が家にはこの木が3本ある。




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