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2017年3月 7日 (火)

「ほの香」が咲いた

Dsc_56371毎年毎年、何万粒という種を蒔く。

そんな椿専門の園芸業者の圃場から

画像のような変わり種が出た。

赤いヤブツバキが専門の業者なので

花が咲くと、赤以外の椿ははねて

別の一角にまとめる。

そこはまさに珍品、稀品の宝庫

椿の専門家が鵜の目鷹の目で狙っている。

白はもちろんのこと、ピンクや八重咲きなど

新品種が生まれる場所でもあるのだ。

千種を越える園芸種は

このような中から育種、選抜されて

新しい椿が誕生するのである。

過去にその業者を憤慨させる事件があって、Aさんはこの一角に専門家を入れない。

ちょっと頑固なAさんと気が合った私は、毎年この一角の変わり種を見るのが楽しみだった。

今年は面白いものが出たから見に来て、と毎年のように声を掛けられて

今頃の季節に圃場を訪ねるのを楽しみにしていた。

あれも持っていけ、これも持っていけ、と気前のいいAさんから

毎年数本の変わり種を貰ってくる。

私の好みを熟知しているAさんが、太鼓判を押したのがこの「ほの香」なのである。

花びらは限りなく白に近く、つぼみの時は絹毛に覆われ、受け咲きの花には

なんと、ほのかな香りがあるのである。

「ほの香」という名前は私が命名した。世界にたった1本だけのまさに銘木である。

我が家には何本もの藪椿の変わり種があるが、そのほとんどの出所がAさんの圃場である。

Aさん考案の鉢で育てているのだが、この椿もだいぶ老木となった。

そろそろ挿し木で更新しないと、と考えている。






2017年3月7日に我が家のベランダで撮影

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コメント

「ほの香」粋なネーミングですね‼ 髭さんが名付け親なんですか 世界に一つだけの椿。
限りなく白に近いピンクで香りまであるなんて 嬉しくなりますね!
欲しくない人にとっては見向きもされないものでも 欲しい人には垂涎の逸品でしょうね。
さすがは 髭さん! 頑固な人にも気に入られて 素敵な花に出会えたんですね。

とくじぃさん こんにちは。
藪椿の変わり種は随分とあるのですが、名前を付けたのは唯一これだけです。
品種登録すれば売れる品種になると思いますが、あえてそれをしません。
頑固な彼の意思に背くことになるからです。
香りは咲いた当初はかなり匂うのですが、時間が経つとほとんど匂わなくなります。
そろそろこの2輪は散る頃かと。

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