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2017年5月17日 (水)

キリガミネヒオウギアヤメ

Dsc_76351たった1株だけいただいたものから

随分と増えた。

すでにその方は他界されて

発見当時のことを知る人も減ってしまった。

自生地の霧ヶ峰では

立ち入り禁止の湿地に

少量が健在と聞いたが

望遠鏡でもないと

その存在が確認できない。

花が咲くような株は

もうほとんどないとも聞いた。

2002年発行の

長野県版レッドデータブックでは

環境変化による減少、絶滅が危惧される。とある。

実在するのは

長野県の霧ヶ峰の八島ヶ原湿原だけなので

今回新たに見直しが進められている環境省の調査で

より詳しいことがわかるかも知れない。

我が家に来てから20年ほど経つが、株は増えたものの花つきがジリ貧状態だったので

昨年は肥料をある程度入れて、植え替えた。

そしたらものの見事に株は充実して、今年はたくさんの花茎があがるだろうと予測できた。

今年、花茎は12本出て、只今、花が毎日咲いている。

万が一、自生地で絶滅のようなことがあったら、

我が家の株を活用して欲しいと思っている。

Dsc_76311キリガミネヒオウギアヤメの特徴は

内花被片がペン先状にとがることである。

カキツバタとヒオウギアヤメの雑種と考えられているのだが

霧ヶ峰の湿原には

何故かヒオウギアヤメはない。

かつては分布していたのかも知れないが

植物がよく調査されるような時代になってからの記録は

全くないのである。

できることなら、今年の調査に加わって

是非とも自分の眼で

確かめてみたいと思っている。




2017年5月17日 我が家の栽培品を撮影。


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コメント

お話を読んでいてチョコっと調べたらやっと基本的な構造が理解できた。
普通に花弁に見えるのが外花被片でペン先のように立っているのが内花被片
外花被片の上に被さっているのは花弁ではなく雌蕊の花柱。
で、良く出て来る花被片という言葉は花弁と萼片が完全に分化していないユリ科やアヤメ科のなどに使う言葉なんだ。
うーーん、一つお利口さんになったかも。
ただ、最近脳のメモリー容量が少ないのとハードディスクが回転不良を起こしているので直ぐに忘れるかも。
(* ̄∇ ̄*) 私は誰ここは何処

アライグマさん 今晩は。
コメント返しが大変遅くなり失礼しました。
10日ほど家を留守にしたら、庭の様子がすっかり変わっていました。
今年は見事なお花畑になったであろうニッコウキスゲは
残り花が3~4輪咲いているのを見ただけ、これが何より残念でした。
キリガミネヒオウギアヤメもすべて終わって、近くでカキツバタの残花が
たった1輪だけ咲き残っていました。
花の命はやっぱり短いです。

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