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2017年6月11日 (日)

ネムノキもオオバネムノキも咲きだした

Dsc_79511我が家の鉢植えのネムノキである。

枝垂れネムだったのだが

肝心の枝垂れた親木は枯れてしまい

今咲いているのは

その木から伸びてきた

脇芽が育ったものである。

枝が枝垂れる気配はない。

どうやら先祖返りをしたらしい。

元の枝垂れ性は

一時的な突然変異だったのかも知れない。

ネムノキの接ぎ木は

大変難しいと聞いたが

我が家にあったシダレネムは

友人のW氏がシダレネムの原木の枝を接木したものである。

枝垂れ性なので、枝は植えた鉢よりも下に枝垂れるので

置き場所に困ったが、今の木は上へ上へと伸びたので

鉢は地面に置いたままである。

そのW氏のたってのお願い、ということで

日本では宮崎県と鹿児島県だけにしか自生しないオオバネムノキの接ぎ木を試みた。

その段取りを私がしたのである。

彼は見事に成功させた。

Dsc_79721そのオオバネムノキが

この左画像である。

もう何年も我が家で咲いている。

幹もかなり太くなった。

何本も活着に成功したが

その内の1本がこの木なのである。

お世話になった宮崎総合博物館や

高知の牧野植物園などに

成功した接ぎ木は寄贈してあるが

宮崎総合博物館のものは

枯れてしまったと聞いた。

我が家にあるこの1本は

東京の植物園に寄贈するつもりで

一時的に我が家に置いたものなのだが、なんとなく時期を逸してしまい

そのままになってしまった。あまり枝振りが良くないので、それも躊躇した一因である。

大き目の鉢に植えてあるのだが、枝が斜めに伸びているのである。

Dsc_79661ちょっとわかりずらいが

全体はこんな感じである。

いちばん上の画像の

ネムノキと比べると

葉が随分と大きいことが

この画像でわかると思う。

花はわずかにピンクを帯びるが

ネムノキよりはずっと薄い。

このオオバネムノキが

じつは最近各地の公園や

高速道路脇などにたくさん植えられている。

由々しき問題だと思うのだが

これらは日本のものではない。

外国産の大量生産されたものなのである。

私が確認している現在の状況では、自生地がある宮崎県や鹿児島県には

まだ外国産のものは植えられていないようだが、種の純粋性を守るためには

何らかの方策をとらないと、遺伝子の攪拌が起きるような気がしてならない。

人間の眼には見えないことだが、絶滅危惧植物でもある日本のオオバネムノキは

個体数の少なさに加えて、外国産との交雑という危機に瀕している。




画像はいずれも我が家の鉢植えである。2017年6月10日に撮影。





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コメント

こんばんは!
オオバネムノキ 宮崎 鹿児島 にあるのですね!
ネムノキの花の色が 薄いのがあるなって 思っていたのですが、それが オオバネムノキだったのかもしれないですね〜!
葉の大きさや形も 少し違っていますね‼︎
じっくりと観察するようにします。

とくじぃさん おはようございます。
花の色はネムノキでも随分と色の変化があるので
あまりあてになりません。
両種の違いはやはり葉です。
オオバネムはかなり大きいです。

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